胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない
漢方薬師・タカユキ🐉です!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって決まると
考えております
https://yakusido-yakkyoku.com/
月経の時に
・痛みがある
・固まりがある
・量が多いまたは少ない
一般的に1回の月経(3日〜7日)で
20ml〜120ml前後です。
・周期が短すぎる、長すぎる、不定期
このような症状、状態があるのであれば
何らかのトラブルを抱えてる可能性があります。
月経は女性の健康のバロメーターになります。
月経トラブルには大きく4種類あります
① 冷えタイプ
② ストレスタイプ
③ ドロドロ血タイプ
④ 血不足タイプ
自分に該当するタイプに合わせた対応を
してみてくださいね。
⭐️ 症状
① 冷えタイプ
・寒がりでむくみやすい
・エアコンの風が苦手
・冬にしもやけになることがある
・トイレが近く、軟便や下痢もしばしば
・おりものの量が多いかサラサラ
・冷たい飲食物が苦手
② ストレスタイプ
・イライラや憂鬱など、感情の波が激しく、
ため息が多い
・お腹のはりや月経前に胸が張って痛む
・下痢と便秘を繰り返す
③ ドロドロ血タイプ
・足は冷えるのに、頭や上半身はのぼせる
・クマやシミができやすい
・酷い月経痛に加えて、肩こり、頭痛もある
・唇や歯茎、舌の色が紫や黒っぽい
・痔がある
・子宮内膜症や子宮筋腫がある
④ 血不足タイプ
・冷え性で乾燥肌
・髪がバサバサで艶がなく、枝毛が多い
・貧血がある
・月経前後に頭痛や眩暈、フラつきがある
・階段を上がるくらいで動悸がする
・月経周期が乱れやすい
・爪が弱くあざができやすい
・便秘気味
・睡眠の質が悪い
その他にも中医学的には、精神活動を支えることも
血の役割なので不足すると、忘れやすい、不眠、
不安、やる気の低下などの可能性もあります。
⭐️ 原因
① 冷えによる月経の方ですが
月経初日から痛みがあり、絞るような痛み
だったり、冷えを伴う持続性の弱い痛みだったり
します。
寒さというのは、引き締める作用があります。
なので、組織がガチガチになり、血管も引き締まるため
血流も悪くなります。
ある漢方の先生が言われてるのですが、
子宮をゴムボールに例えると分かりやすいと言います。
寒さでガチガチになった、ゴムボールが硬く
縮こまった状態と捉えます。
そのゴムボールの中には体外へ排出しないといけない
子宮内膜があります。
体は何とかしてそれを押し出そうとします。
ゴムボールが硬ければ硬いほど、それにかかる力は
強くなるわけです。
それが痛みです。
② イライラの原因の一つは
体内に発生した過剰な熱です。
しかし熱は発生したものもありますが、
それ以外に潤いが不足することによる相対的な
熱というものもあります。
これは心火、肝火、痰熱による影響のほか、
長期間の病気、老化、セックス過多、大量の
発汗などにより潤いが消耗し、熱の抑制が
できなくなった状態です。
ではどういった症状が出てくるかというと
・イライラや焦り
・のぼせ、火照り
・口の渇き、寝汗
④ 血の不足
・血の材料となる食べ物不足
・脾胃の弱りによる栄養吸収力の低下
・腎の機能低下による血の生成力の低下
・過度の考え事や目の使いすぎによる消耗
・過労や慢性病による消耗
・出血による消耗
⭐️ 対策
① ではどうすれば良いか?
冷えの方はまず、温めることです。
以前もお伝えしましたが、「首」とつくところと
お腹腰回りはなるべく露出させず、冷やさないこと。
そして食べ物は、体温より高いものを。
漢方では、体温より低いものを冷たいものと
言います。
外食で氷入りの水が出てくる前に断りましょう。
特に月経期間は、アイスを食べたり、プールに入ったり
しないでくださいね。
できるだけお風呂もシャワーで済ませるのではなく、
湯船に浸かって体を温めてくださいね。
食事面では
・生姜、ねぎ、ニンニク、鶏肉、ごまなど
体を温めるものを積極的に取るようにしましょう。
② イライラの対応
このような潤いが足らず熱となるタイプのイライラは
食事で言えば、なす、レモン、みかん、りんごが
潤いを生むと同時に熱もとります。
他に睡眠時間です。
よくゴールデンタイムと言われますが、
22時〜2時の間。
これが重要です。
さまざまな成長ホルモンなどの重要な
ホルモンが分泌されます。
この時間に「陰」というものを作ります。
それがいわゆる「潤い」です。
現在の人間の働き方はおかしく、
夜遅くにご飯を食べてすぐねる、
お風呂に浸からないでシャワーだけ、
2時くらいからやっと寝れる生活。。
若い時は無理は聞きますが、必ず
つけを払う時がきます。
なるべく早い段階からセルフケアを
行いましょう。
④ 血の不足
食事であれば、
レバー、豚肉、牡蠣、そして黒豆、ひじき、
黒胡麻、黒糖などの黒い食材、更に、にんじん
トマト、棗、クコのみ、いちごなどの赤い食材、
あとはほうじ茶、紅茶、プルーンなど
また冷たいものや胃を攻撃するものは血の生成を
悪化させるので避けましょう
お読みくださりありがとうございます