胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない
漢方薬師・タカユキ🐉です!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって
決まると考えております
尿管結石の症状は主に「痛み」と「血尿や吐き気」です。
痛みは結石の大きさや形状によって異なりますが、多いのは
「わき腹・背中に我慢できいないほどの激痛」が
「波のように押し寄せてくる」のが特徴
「疼痛を抑えながらいかに早く結石を膀胱に流す」かがカギとなります。
ほとんどの場合は鎮痛作用の強い薬を使い、
飲水を積極的に行いながら、自然と結石が流れるのを待つと
数日でよくなります。
逆に10 mm 以上の尿管結石は自然排石の可能性は低く、
積極的な結石除去がすすめられています。
尿管結石予防にとってとても大切なポイントと言えるのが、
飲水です。
尿の量が1日1リットル以下では尿管結石の発生率が高い。
目安として、食事以外に1日2リットル以上の飲水を心がけ、
尿量を増やすことを心がけましょう。
特に汗をかいた後は、水分補給を心がけることが大切です。
また、尿管結石の形成促進物質の濃度は、
食後2~4時間が最も高くなると言われています。
なので、その時やその時までに十分な水分補給が必要!
尿中に排泄される「シュウ酸」は尿路結石症をできやすくします。
その70%は食事由来なので、シュウ酸を多く含む食品を
摂るときに工夫することが大切です。
シュウ酸を多く含む食品は、
の他、タケノコ・バナナなどがあげられます。
シュウ酸は水に溶けるので、これらの食事を
とるときはゆでるなど水を使った食事方法に
するようにしましょう。
それ以上に大切なのが、お茶や紅茶やコーヒーの摂取。
好きな方はミルクを入れましょう
東欧からの報告でシュウ酸カルシウム結石の患者の
食事由来のシュウ酸について、その80〜85%は紅茶や
コーヒーとされており、尿路結石を繰り返す方は注意が必要です。
また、高尿酸血症の方はプリン体の過剰摂取で尿酸結石に
なることもあります。尿路結石を繰り返す場合は、尿酸値を
下げる薬を使った方がよい場合もあるので、かかりつけの先生に
相談しましょう。
カルシウム結石の再発予防には,
カルシウム摂取を制限するより、一定量のカルシウムを
摂ったほうがよいとされています。これは、カルシウムが
結石の原因となるシュウ酸を排泄する役割があるためです。
クエン酸はシュウ酸とカルシウムが尿中で結合するのを
おさえてくれます。具体的には上記の生活習慣でも結石が
できて、高カルシウム尿、高尿酸尿、高シュウ酸尿、
低クエン酸尿とのとき、クエン酸製剤が処方されることがあります。
クエン酸を多く含む食品としてみかん・レモンの柑橘系をはじめ、
酢・梅干し・じゃがいも・いちご・トマトなどがあげられます。
今日もありがとうございました。