胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない漢方薬師・タカユキ🐉です!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって決まると考えております
さて、今日も晴れてきてくれたおかげで
職場の氏神様への週2回の参拝ができました
ありがとうございます。
今日は、食生活の中医学上のバランスについて簡単にですが
記載させていただきます!
中医学は五行思想。
五つの構成で何事もこの宇宙は成り立っていると考えます。
食物の味もその1つです。
その5つとは
・酸味
・苦味
・甘味
・辛味
・鹹味
まず酸味
過剰に分泌や漏れるものを引き締める作用があります。
寝汗、多尿、下痢などによく効きます。
茗荷、酢、梅干し、柑橘類、ヨーグルトなどの酸味のあるものを指します。
次に苦味
炎症を抑え、余分な水分を排出する作用があり、目の充血や
溜まった熱を捌くのに有効です
緑茶、ゴーヤ、セロリ、ピーマンなど苦いものを指します。
だから炎症を抑える漢方処方は苦いんです!
甘味
滋養作用や緊張を緩めたり、急迫症状を緩和する作用もあります。
こめ、いも、ニンジン、砂糖、蜂蜜、なつめなど
辛味
発汗や発散作用、気や血を巡らせて促進する作用があります。
ねぎ、生姜、ニンニク、にら、酒など
鹹味
リンパ腺などのしこりをやわらかくする軟堅作用があり
便秘などの改善にも有効です。
貝類、こんぶなどの海のもの。
しお、味噌、醤油など
これらのものをバランスよく取ることが重要です。
身近な?例で
お寿司があります。
私は梅田の地下にある5席のカウンターしかない
回転寿司の店舗のお寿司屋さんが大好きです。
そのお寿司の構成は
魚 ⇨ 甘味
酢飯 ⇨ 酸味、甘味
醤油 ⇨ 鹹味
アガリ ⇨ 苦味
ガリ ⇨ 辛味、甘味
とこのように昔から続くものには意味があるんですよね!
あくまでバランスが大事です。
ストレスが溜まっているから!と言って
酸っぱいものばかり過剰に取りすぎると
今度は
「肝」が「脾」を攻撃し始めます
なので何事もほどほどに。
今日はここまで。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。