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桂皮と桂枝

 

 

胃腸が何よりも大事。

血流と体温が健康の要と信じてやまない漢方薬師・タカユキ🐉です!

 

おはようございます

今日は大阪はれ

最高気温15度 昨日より暖かい感じですね!

 

今日の夜中は冬至、柚子湯ですね!

この習慣は江戸時代からあったようです。

1838(天保9)年に刊行された、江戸の年中行事を紹介する「東都歳事記」によると、

「冬至 今日銭湯風呂屋にて柚湯を焚く」との記述があります。

「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけて、

お風呂屋さんが始めたとされています。

柚子の果皮には、風邪予防や保湿にいいとされるビタミンCや、

血行改善を促すといわれるヘスペリジン(フラボノイド)などが

豊富に含まれています。

このように,

昔からの風習には大切な要素があります。

核家族化が進み、大事なものが伝えられなくなっています。

一緒に住めないのならマメに連絡を取るようにはされた方が

いいことがあるかもしれません

 

⭐️ 今日の一言

日々の健康チェックに舌をみるようにしましょう

苔が白くべっとりついていたり、歯形が縁についていたら

水分や不必要なものが体内に溜まっている可能性があります。

むくみやだるさ、胃腸機能低下などが考えられます。

まずは冷たいもの、水分を避けて、消化に良いものを

よく噛んで食べるようにしてください。

黄色い苔がべっとりついている人は、熱が溜まっています。

悪夢を見たり、皮膚症状が悪くなったりしている可能性があります。

熱を取る働きのあるきゅうり、トマト、ドロドロを流す海藻類などが

おすすめです。

苔が厚いのは、食の不摂生か消化不良に関係してるので、まずは食を

見直してください。

辛いもの、味の濃いもの、甘いものを食べすぎや飲み過ぎに

気をつけましょう。

 

⭐️ 桂皮と桂枝

桂皮は幹皮で、桂枝は若い細枝またはその樹皮です。

両者とも温営血、助気化、散寒凝の効能を持つ。

桂皮は辛甘・大熱で作用が強く、温裏止痛に働き、下焦に

入って腎陽を補陽し引火帰原に働く。

一方、桂枝は辛甘・温で作用が緩やかであり、発表散寒に働く。

 

同じクスノキでも部位により作用が異なる。

それを見つけた昔の人には頭が下がる思いです。

 

いつもありがとうございます

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