中医学 津液
- takayuki
- 2021年12月15日
胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない漢方薬師・タカユキ🐉です！
今日は１４度まで上がる大阪。
今日も晴れです
昨日からまた胃腸炎、ノロが少しで始めているようです。
感染症対策気をつけてくださいね。
ノロはアルコールは有効では無いので気をつけてくださいね。
下痢をすると、「何か悪いものでも食べたかな？」と
考えてしまうものですが、油の多いものや味の濃いものの食べ過ぎ、
お酒の飲み過ぎなど日々の不摂生の積み重ねでも起こります。
そして普段から冷たいもの、生もの、水分や甘いものを
多くとると下痢になります。
冷たいものというのは、中医学では
体温より低いもの全てを指します。
毎日お腹に負担となるものを取り続けると
消化吸収が適切にできなくなり、下痢を起こします
そういった下痢は、許容量を超えた状態ですので、
休ませるしかありません
連日の不摂生は避けてたまに休みを作ってあげてください
さて、今日は「津液」です
人の体のおおよそ ７０％ が水分です。
これは地球における海の割合と同じです。
この世はそういった類似性の法則があるようですね。
水というのは、スピリチュアルで言えば、龍。
アナ雪２で言えば、記憶の媒体。
エジプトのピラミッドの地下から見つかった水たまりにも
記憶があるとのことでA国が占有して持ち帰ったとかなんとか。
人間にとって飲食物で最も重要なものです
人は食べ物がなくても１週間は生きることができます
しかし水は3日無いと持ちません。
日本は世界でも稀な綺麗な水に恵まれた国です。
ありがたい話です。
どこかの国が北海道の水源を買い漁り、それを日本の政治家は
認可させようとしています。
普通に考えて恐ろしいことです。
水道局を売るなども、どんなことがあってもしてはいけないことです。
この素晴らしい日本をもっと大事にしましょう。
話はそれました。
それほど水は大事なものです
当然体内の水分も大切です。
肌や髪に艶と潤いを与えるのもこの水分です。
⭐️ 津液（しんえき）
中医学で、体内の水分をさす総称で、汗や唾液、涙、尿をはじめ
胃液などの消化液や細胞液など、体のすべての水分が含まれます。
津液は、食べ物からの栄養分を消化吸収し、余分なものを体の外に
排出する代謝の働きをする臓器である「腎・脾・肺」と密接な関係があり
新陳代謝に大きな影響を与えています。
日本は四方を海で囲まれているため、どうしても湿気が多いです。
そのため過剰な水分の発散がどうしても難しいです。
そのため代謝が悪く体内で過剰な水分が偏在し、さまざまな不定愁訴を
起こす可能性が高いです
特に6月の梅雨時期は、最も影響が強く、不調をきたす方が多いのはそのためです
代謝がわるいと水が溜まり
むくみや水太りの原因にもなりますし
ひどい場合は、リウマチなどの関節炎や胃腸機能の衰えなどの症状も
起きる可能性があります
インドやタイも同じように高温多湿なインドやタイなどは
料理の中に香辛料というスパイスが辛く発汗作用があるため
水分代謝が改善されます。
なので、なるべく梅雨の時期は余計な水分は控え、
ドライばかり入れず、汗をかくことをお勧めします。
人間の体は、使わないと退化していきます。
五感を磨き、本能を活性化させる生活をたまにはされた方がいいと思います。
今後、地震が増えることになります。
どうか皆様、他人事ではなく、自分のことと捉え、
健康な生活を意識していただけたら幸いです
今日もありがとうございました。