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中医学 「血」

胃腸が何より大事!

血流と体温が健康の要と信じて止まない漢方薬師 タカユキ! です

 

先日まで、気の話をさせて頂いていました。

その次に腎の話に飛んでしまいましたが、本来は「血」になります。

その次は「水」となります。

 

この気・血・水の3つが日本漢方の中心的な考え方でもあり、

中医学でも基本概念として扱われていると思います。

 

「血 (ケツと言います)」

 

前回の、気は どちらかといえば、機能を示します。

陰陽でいえば、陽です。

 

それに対して

血や水は物質です。陰となります。

血は、血液を指すだけではなく、

肉体そのものや器質です。

なので、臓器は血です。

 

それに対して消化作用、吸収作用、排泄作用などの作用は気です。

しかし、先ほども言いましたが

 

陰陽で例えたように、これは表裏一体です。

どちらかが疎かになれば、全体として歪みが生じます。

 

他にも、血は

体の隅々を巡り、生命活動を維持していく上で、大切な酸素や

栄養を運び、新陳代謝などの機能に欠かせない役割を持ちます。

 

私はいつも血流が大事と言ってますが

この血の力が弱いと血流も当然弱くなります。

弱い血流は、皆様も今までの人生で様々な川を見られてきたと思います。

さらさらと綺麗に流れる清流。

一級河川と言われるような巨大な川。

ホースの水で流れている程度の水流?

様々です。

ただその中で最も停滞しやすいのは、水流です。

つまり、油の塊や血の淀みが発生しやすいのです。

 

だからこそ 「血流」 は重要なのです。

 

ちなみにその血の淀みを「瘀血(オケツ)」と言います。

今日はここまで。

今日もお読みくださり本当にありがとうございます。

 

 

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