おはよう御座います
本日から二十四節気の冬至です。
もっとも昼が短く、夜が長くなる日。
この時期は、師走の忙しさに加えて、
大気中の陰気が極まるので、疲れやすく、
気分の落ち込みも顕著に出やすい頃です。
引き続き、陽気を補い、腎の養生を意識しましょう。
この時期は心臓を動かすためのエネルギーとなる陽気が
減るため、寒さゆえの動悸、胸の圧迫感、息切れ、不安感の
強さなどを覚えるかもしれません。
高齢の方や糖尿病の方、睡眠不足の方は、寒暖差によるヒートショックなどにもお気をつけください。
この時期の養生は
補陽益腎といって、陽気を補い、腎を守ることが大切。
なので、体を冷やさないことが大切。
特にお風呂やトイレにはお気をつけください。
かといって温かい飲み物をたくさん摂りすぎても
最終的には尿となって体の熱を奪いながら出ていきます。
余分な水分は体の中で
痰飲 になります。
痰飲の特徴は
身体が重く、痞え、冷やします。
温かい食べ物や筋トレなどで代謝を上げるようにしましょう。
この時期の旬の食べ物といえば
かぼちゃ。
温性の食べ物で、体を温め、消化器系の働きをよくするので、
この時期に打ってつけの食材です。
あとこの季節ならでは行事?は
柚子湯です。
香りは気をめぐらします。
ゆず自体も万能で、
ため息が多い、憂鬱、食欲不振に効果的です。
あとこの時期に中国では送られるのが鹿の角。
ロクジョウです。
体を温めて、強壮剤としても使われアンチエイジングにもなります。
身体が冷えてくるこれからの時期におすすめです。
大事な身体、長くお付き合いしていくために如何でしょうか?