胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない漢方薬師・タカユキ🐉です!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって決まると考えております
また予防医学を啓蒙し、早め早めの健康相談を推奨しております。
養生7割、治療3割です。
お客様の中に、たまにお腹にガスが溜まって苦しいと言われる方が
おられます。ご飯もそれほど食べていないのに。
しかも長い間ずっと。
これは、中医学では
何らかの理由で脾胃という消化の機能を果たすところが
調子が悪くなっている可能性があると考えます。
いわゆる「腹満」と呼ばれる膨満感を覚えるようになります。
原因と考えられることは
① 脾胃そのものが弱っている
② 脾胃を動かすエネルギーが巡れていない
③ 脾胃が元気に働くためのエネルギーの欠如
があります。
さて今日は昨日からの続きで
③ 脾胃が元気に働くためのエネルギーの欠如
についてです
⭐️原因
加齢や過労、睡眠不足、長期の偏食などが考えられ
次のような症状がみられます
・膨満感がある
・元気がない、風邪をひきやすい
・便秘
・排尿困難
・疲れやすい
舌の色が赤く、苔は少ないの可能性があります
①番の弱っているのとは少し違います。
①はだれている感じというのが適切でしょうか?
それに対して③は胃の吸収効率、機能効率が下がっているといえば
いいでしょうか?
そして長年放置したために、傷んできている感じです。
⭐️対応
エネルギーは普段の食事と呼吸によって作られ
腎に蓄えられます。
そのため、吸収しやすい栄養の食べ物を摂り、
胃に優しい温度のものをなるべく摂り、
深呼吸や空気の良いところへ行くなどして
改善を図ってくださいね
エネルギーを補う食材は
長芋、餅米などの粘り気のあるもの。
そして腎を補うために
黒豆や黒胡麻などの黒い食材
自然の塩味をもつ牡蠣、昆布、海藻などがおすすめです
また睡眠時間を削ることが一番生命エネルギーを損傷するので
気をつけましょう。
今日もお読みくださりありがとうございました
報恩感謝