五行　食事

胃腸が何よりも大事

血流と体温が健康の秘訣と信じてる漢方薬師タカユキです！

さて、昨日は五行の一部をお話いたしました。

五行の詳しい説明はいろんなサイトで紹介されているので

そちらの方がよりわかりやすいかと思います。

今日は味の話になるのでその前に少し説明を。

肝・心・脾・肺・腎の関係は味に変換すると

酸・苦・甘・辛・かん（塩辛い）になります

今日はその流れで食事について

トンカツには必ずキャベツとレモンがついているのか？

これは漢方的には優れた組み合わせなんです！

とんかつに用いる豚肉は「甘」に分類され、体を

温める効果のある食べ物です。

キャベツは同じ「甘」に分類されますが、逆に体の熱を

冷ます作用があります。

この二つを同時に食べることによって体が必要以上に

温まったり、冷えたりしないようにバランスを保っているのです。

そしてこの２つはともに「甘」の取りすぎを抑えるために

相克関係にある「酸」の食べ物であるレモンが

加えられているのです。

相克というのは

先日お話しした

肝が脾を攻撃する

そういう関係を指します

このように昔ながらの食生活には意味があるのです。

そういうのを大事にしていきたいですよね？