最近、胃腸炎のような方が増えているように思い、
先日から胃腸に関する記事を少し続けさせて頂いてました。
と言いながら、今朝珍しく朝ごはんがテーブルに
並んだので、用意してくれたのに、頂かないのは
失礼なので有難く頂きました ☺️
すると、慣れないサイクルに胃が
「は?」
「何朝からまったりこんなに食べてんの?」
的な反逆の狼煙が上がりました。
腹痛の時の独特な痛み方・・・
「や、やばい。。」
電車の中だし、電車を降りたら遅刻するかも。。
そんな腹痛の波とも戦いながら
(ひたすら神様助けてください😭と祈るばかりです)
なんとか最寄り駅までとどりつきました。。
脾虚っていうのは、本当に辛い時がありますよね?
(脾虚・・胃腸の機能が強くなく、外見上で言うなら
太れず、痩せ気味の方に多く見られる。
またお腹の調子を崩しやすい)
さて、そんなことにならないように、日頃から
自分の体調をよく管理し、また世の中の疾患の
流行も加味した判断が必要になるかもしれません。
私の店舗では、自分の体の性質で苦労したことを元に
同じように苦しんでいる、困っている方の手助けをしたく
お腹の不調や疲れやすいなどの相談を特に力を入れて
対応しております。
またお腹についてですが、
元々日本人は胃腸が弱い体質を持つ民族です。
その理由は、
①日本という国が海に囲まれており
湿度が高いことです。
特に夏はその湿度が高くなりやすい傾向にあります。
「湿邪」は「脾=消化器官)」に影響し、その動きを
悪くすると考えます。
②生ものをよく食べる習慣がある
刺身やお寿司ですよね?
好きな方が多いと思われます。
しかし、これも湿邪を体内に運び脾に負担をかけます。
これら2点の元々の体質があるのに加えて
電車の中の過剰に冷えすぎた冷房や
付けっぱなしの扇風機やエアコン、
学校や会社から帰ってきた時や
お風呂上がりに暑いからと
冷たい飲み物やアイスクリームをたくさん食べたり
すると、もう脾はたまったものじゃありません。
元々強い方はしばらくはいけるでしょうが、
元々脾虚と言われる方には体力減退、免疫低下の
理由になり、結果として胃腸炎や他の感染症に
かかりやすくなる要因になるのではないでしょうか?
ではどうすれば良いでしょうか?
1 腹八分
何事も食べすぎない、やりすぎない。
2 食事の回数とタイミング
本当に3回食べないといけない?でしょうか?
酵素学的には朝は排泄の時間です。
食べるとしても酵素である果物だけで充分です。
夜のご飯はどれだけ遅くても睡眠の2時間以上前です。
寝ている間に胃腸の掃除がされています。
その時に食べ物が残っていると掃除もきちんとできません。
その長い年月の放置で、重大な疾患が発生するのです。
仕事の都合で仕方がない方も多いと思います。
そういった方はせめて食事内容を和食的な消化の良いものを
中心として、「こってりした油物や肉類」は夜遅い方は
控えるようにしてくださいね
消化薬を取るのも一つの選択です。
3 温度
冷たいものを控える。
中医学では、冷たいというのは、
体温より低いものを冷たいといいます。
なるべく飲食物の温度に気をつけましょう。
仕方なく冷たいものを多く取ったときは
その後でも構いませんので、温かいものを
摂取してくださいね
4 よく噛む
よく噛むことは昔から有名です。
また逆も然りです。
飲むように食べる人は、便の状態が
よくない方が多いと思います。
よく噛むとはどれくらいかめばいいかというと
「30回」
って噛めるか!
と言われそうです。
実際やってみると20回くらいでもう噛むのが厳しくなります。
先日まで私もただ単純に、よく噛むことで、食べ物が粉砕され
消化の手助けになる、酵素の無駄遣いが減るためだと思っていました。
しかし、先日「中村天風」さんの本の内容を知る機会があり、
そこでわかりました
中村天風 最高の瞑想法―――安らかで何事にも動じない「心のつくり方」 (三笠書房 電子書籍)
Amazon(アマゾン)
1,672円
別のショップのリンクを追加・編集
たくさん噛むことで、もちろん消化の手助けを
するのですが、それ以外にも最後の噛みきれない
ものを唾液で包み込むようになるまで噛むことで
より消化の質が高まり、また不浄なものも
限りなく低減し、食中毒などもおさえられるとの
ことでした。
なるほど。さすがアーユルベーダの教えです。
5 漢方
それでもダメなら、漢方のご相談をくださいね
できるだけ薬は最後。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました
関連