胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない
漢方薬師・タカユキ🐉です!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって決まると
考えております
日差しが急に強くなり、温度も上がってきています。
服装も軽装となり、肌の露出も増えてきました。
そろそろ日焼け対策とともに、ダイエットも考える方も
おられるかと思います。
中医学的に、肥満のタイプは
実証と虚証に大きく分かれます。
⭐️ 実証タイプ
堅太りと言われるガッチリタイプで、食べ過ぎによる
エネルギーの取り過ぎで体内の脂肪分が増えたり、体質的に
脂肪が蓄積しやすいタイプです。
このタイプは
疲労感はあまりなく、食欲旺盛で活動的な傾向があります。
その他の特徴としては
のぼせやすい、暑がり、便秘がち、血圧が高いなどの
特徴が見られます。
・対応としては
カロリーの高いコッテリ食事の量を減らして、運動することが
余分な脂肪を減らす近道です。
コレステロールも高くなりやすいので、
低カロリーで血液をきれいにするこんにゃくやワカメなどの海藻類を
取りましょう。
先日紹介致しました
もち麦などでも構いません。
・処方として
一般的によく処方されているのは
防風通聖散ではないでしょうか?
ただこの処方は原則として便秘が強くある方が特に
向いている処方ですのでよく相談の上、お決めくださいね。
あとは 晶三仙のような消化剤的な働きをするものを
補助的に使い、代謝酵素を有益に活かすことも必要かと思います
⭐️ 虚証タイプには
いわゆる水太りと呼ばれるポッチャリ型。
体液の過剰による浮腫を伴うものがほとんど。
このタイプの原因は
胃腸の弱さにあります
胃腸や腎臓の働きが悪く、その結果として新陳代謝が悪くなり
体の中に余分な水分や脂肪を溜め込んでしまうのです。
他の症状として
疲れやすい、冷えやすい、息切れなどです
・対応として
胃腸の働きを助け、体を温めて新陳代謝を促進する
食べ物を心がけましょう。
・処方として
胃腸を丈夫にする健胃顆粒
余分な水分を代謝する勝湿顆粒
がお勧めです
今日もお読みくださりありがとうございました