胃腸が何よりも大事。
血流と体温が健康の要と信じてやまない
漢方薬師・タカユキです!
健康は日頃の食生活と思考と運動によって決まると
考えております
日差しが急に強くなり、温度も上がってきています。
服装も軽装となり、肌の露出も増えてきました。
そろそろ日焼け対策とともに、ダイエットも考える方も
おられるかと思います。
中医学的に、肥満のタイプは
実証と虚証に大きく分かれます。
実証タイプ
堅太りと言われるガッチリタイプで、食べ過ぎによる
エネルギーの取り過ぎで体内の脂肪分が増えたり、体質的に
脂肪が蓄積しやすいタイプです。
このタイプは
疲労感はあまりなく、食欲旺盛で活動的な傾向があります。
その他の特徴としては
のぼせやすい、暑がり、便秘がち、血圧が高いなどの
特徴が見られます。
・対応としては
カロリーの高いコッテリ食事の量を減らして、運動することが
余分な脂肪を減らす近道です。
コレステロールも高くなりやすいので、
低カロリーで血液をきれいにするこんにゃくやワカメなどの海藻類を
取りましょう。
先日紹介致しました
もち麦などでも構いません。
・処方として
一般的によく処方されているのは
防風通聖散ではないでしょうか?
ただこの処方は原則として便秘が強くある方が特に
向いている処方ですのでよく相談の上、お決めくださいね。
あとは 晶三仙のような消化剤的な働きをするものを
補助的に使い、代謝酵素を有益に活かすことも必要かと思います
虚証タイプには
いわゆる水太りと呼ばれるポッチャリ型。
体液の過剰による浮腫を伴うものがほとんど。
このタイプの原因は
胃腸の弱さにあります
胃腸や腎臓の働きが悪く、その結果として新陳代謝が悪くなり
体の中に余分な水分や脂肪を溜め込んでしまうのです。
他の症状として
疲れやすい、冷えやすい、息切れなどです
・対応として
胃腸の働きを助け、体を温めて新陳代謝を促進する
食べ物を心がけましょう。
・処方として
胃腸を丈夫にする健胃顆粒
余分な水分を代謝する勝湿顆粒
がお勧めです
今日もお読みくださりありがとうございました