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コロナ感染後の味覚異常の対応の続き

さて、先日の続きですが、

 

味覚障害と言っても、それに対する処方は10通り以上あります。

 

昨今の味覚異常に対して嗅覚障害と同じ「当帰芍薬散」を

 

使用されるケースが多いようです。

しかし、あくまで漢方薬局で相談して頂ける場合は

 

四診」(ただ薬局では三診)をした上での判断・処方になります。

 

まず味覚がどうなのかも勿論確認いたします。

 

例えば、甘みしか感じなくなったのであれば

 

他の症状が

 

口の渇き、口内炎、過食傾向、尿の色が黄色が濃い

 

便秘、舌の色が紅、苔が黄色等であれば

 

 

「脾胃熱蘊」と判断して

 

治療原則は「清熱」「瀉火」となり

 

三黄瀉心湯」 をお勧めする可能性があります。

また同じ甘いでも

 

食欲がなく、疲れやすく、お腹が張っている感じで

 

便が出にくく、舌の色が淡いような方であれば

 

「脾胃気虚」と判断し

 

治療原則は「益気」「健脾」「養胃」となります

 

処方例として「六君子湯」が当てはまる可能性があります

 

このように、詳細に情報を集めた上で、処方決定した方が

 

より解決への近道となることが多いですので

 

詳細にご相談の上、お薬を決められた方が

 

良いのではないでしょうか?

 

今日も最後までお読みくださり、

 

ありがとうございましたm(._.)m

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